サイトオープンのお知らせ

miyudora pet miyudora pet miyudora pet オンラインショップ

犬のご飯選びに必要な栄養学

犬の栄養学

愛犬のご飯を選ぶ時何を基準に選んでいますか?

値段が安いから?見た目が美味しそうだから?CMで有名なペットフードだから?飼い主様によって愛犬のご飯選びの基準は色々だと思います。

でも今の基準で選んでる愛犬のご飯は本当に愛犬の為のご飯になっているのでしょうか?なんとなく今のご飯をあげてるけど、ほんとうにそれであってるのか?何もトラブルもなく元気に育ってるから今のご飯で大丈夫!そう思ってる飼い主様も多いはず。

愛犬にトラブルが出てからでは遅いですし、高齢犬になっても元気で長生きしてもらうためには犬のご飯選びは1番大事なことです!

まずは犬の基本的な体の構造などを知ることで、犬にとって本当に必要な栄養は何か、今の愛犬のご飯選びが正しいのかどうかを知ることが出来ます。是非飼い主が愛犬の為に1度犬の基礎栄養学を勉強してみてくださいね☆

犬のご飯選びの1番の基本

犬は本来肉食動物です。
人間との生活が長くなり犬は雑食になったと言うかたもおられますが、犬の体の構造は肉食動物と今も変わらずに同じです。

なので犬には肉食動物に適したご飯を選ぶと言う事が1番大事になってきます。

特に肉食動物と草食動物では腸の長さ、消化吸収能力、歯の構造が大きく異なります。
その為必要となる栄養素も雑食動物、草食動物とは大きく異なりますが、コストカットの為、
雑食動物並みの栄養しか摂れないようなペットフードが市場には多く出回っています。(多くと言うかほぼ雑食動物向き)

実は本来肉食動物である犬のご飯に1番多く必要な栄養は動物性たんぱく質です。

※動物性たんぱく質とは。。。肉、魚、卵に含まれる栄養素

たんぱく質には2種類あり、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質になりますが犬に1番必要なのは動物性たんぱく質です!
ここが1番大事な所なので覚えていてくださいね☆ちなみに草食動物では植物性たんぱく質が1番大事になってきます。

※植物性たんぱく質とは。。。小麦、米、大豆、トウモロコシに含まれる栄養素

ここで今愛犬にあげてるご飯をチェックして見てください!例えばペットフードをあげてる場合、パッケージの裏に原材料表記があります。
その1番最初に記載されてる物がそのフードの主原料になります。ここに肉、魚、卵が記載されていますか?

ペットフードの原材料表記の1番最初に肉、魚以外の記載がある場合は ???と思ってください!
ここで「あれ?なんで1番初めに肉や魚が書いてないの?チキンのペットフードを買ってるはずなのに?」

そう疑問に思う飼い主様多いと思います。そこに疑問を持つことですでに愛犬の為のご飯選びの勉強が進んだ訳です!
何も疑問に思わずに今のペットフードをあげ続けてる方がほとんどなのが現状です。

ペットフードの原材料表記などの詳しい見方に付いてはまた別のブログで記載するので
今回は犬のご飯選びで必要な知識をまとめていきますね。





犬のご飯で1番必要な栄養素は動物性たんぱく質

犬のご飯選びの1番の基本

画像のお肉と野菜の比率はあくまで手作り食の場合の最適な比率になりますが、
基本ペットフードにも同じ内容の栄養が求められます。

犬の祖先はオオカミで犬は本来肉食動物です。
栄養的に1番多く必要になる動物性たんぱく質は犬にとって1番消化吸収がいい栄養素になります。
消化吸収がいいということはお腹への負担も少なく、効率よく栄養を吸収してくれるので植物性たんぱく質に比べると少ない量で短時間で栄養を吸収することが出来ます。

人間もそうですが犬にとって腸内環境は健康のバロメーターです。
腸内環境が良ければ自己免疫力も高く、アレルギーなども出にくい病気に負けない体になります。

逆に消化吸収が悪い植物性たんぱく質ばかり食べてるとお腹に負担がかかり腸内環境が悪くなり
自己免疫力が低下してアレルギーや病気に勝てない体になってしまいます。

それだけ犬にとってお腹を健康にするということは大事で、そのためには食事内容が1番重要になってきます。

犬の腸の長さについて

犬のご飯選びの1番の基本

画像の通り、肉食動物と草食動物では腸の長さが大きく違います。

腸が長い草食動物は長い時間をかけて食べた物を消化して吸収することが出来ますが
逆に腸の長さが短い肉食動物(犬も含む)は短時間で食べた物を消化して吸収しなければ
消化出来ずに不要物として、うんちに全部出てしまいます。

肉食動物である犬にとって動物性たんぱく質は短時間で消化して吸収出来る栄養素な訳です。

愛犬が食べた物がちゃんと消化して吸収出来てるかどうか、動物性たんぱく質がちゃんと摂れているかどうかは
愛犬のうんちを見ればよくわかります。

※消化吸収がちゃんと出来てる時の愛犬のうんち。。。小さ目でコロコロうんち
※動物性たんぱく質がしっかり摂れてる愛犬のうんち。。。色が黒っぽいうんち

上記のうんちの状態が犬の理想のうんちになります。
逆に消化吸収が出来ていなくて植物性たんぱく質が多いご飯を食べてる場合は
茶色のべちゃっとした量の多いうんちになります。

うまく消化吸収ができていないと不要物として全部うんちに出てしまうのでうんちの量が多くなり
また植物性たんぱく質が多いご飯を食べてるとうんちの色が茶色っぽくなります。

1度愛犬のうんちの状態もチェックしてみてくださいね!